中山法律事務所
調停を申し立てられたが離婚した...

基礎知識Knowledge

2024.02.22

調停を申し立てられたが離婚したくない場合

パートナーから離婚調停を申し立てられたが、自分としては離婚したくないと思っている場合にはどのような対応をすべきでしょうか。
この記事では、調停の流れと離婚を回避するためのポイントを紹介します。

離婚調停について

離婚調停とは、離婚のために、家庭裁判所の調停委員という第三者の仲介を受けて夫婦間で協議を行う手続きのことです。
調停は、どちらか一方が申し立てることで開始されます。
調停の目的は、夫婦が話し合って合意に達することであるため、強制力がなく、合意しなければ離婚にはなりません。

調停に応じるべきか?

調停を申し立てられた場合、原則としてこれに応じる必要があります。
応じない場合は、相手が離婚訴訟を起こす可能性があり、その場合には裁判所が離婚の有無や条件を決めることになります。
その際に、調停に応じたかったことが不利にしん酌される恐れがあります。
したがって、離婚したくない場合でも調停には応じるべきといえます。
また、あまりないケースですが、裁判所からの出頭勧告を無視し続けると過料を課される恐れがありますので、この点にも注意が必要です。

調停で離婚を回避するためのポイント

調停で離婚を回避するためには、以下のポイント等に注意することが大切です。

①相手の話をよく聞くこと
相手の話をよく聞き、相手が離婚を望む理由や不満を理解することができれば、改善策を考えることができます。
また、相手の話を聞くことで、相手を尊重していると感じさせることができます。

②離婚したくないという意思を明確にすること
離婚したくない理由や感情を正直に伝えることが大切です。
しかし、感情的になりすぎたり、責めたりするのは避けましょう。
相手に反発されるたり、調停にも不利になるおそれがあります。

この他にも、ケースごとに様々なポイントがありますので、詳しくはお問い合わせください。

離婚・調停は中山法律事務所にご相談ください

調停を申し立てられたが離婚したくない場合は、調停に応じて、相手と話し合うことが重要です。
また、調停で離婚を回避するためには、相手の話を聞くこと、自分の話を伝えること、妥協すること等がポイントです。
しかし、調停は簡単なものではありません。
相手との関係が悪化している場合や、相手が強硬な態度をとる場合は、調停で合意することが難しいかもしれません。
そのような場合は、専門的な知識や経験を持つ弁護士に相談することがおすすめです。
弁護士は、あなたの立場や利益を守るために、調停の準備や対応をサポートしてくれます。また、調停がうまくいかなかった場合に備えて、離婚訴訟の対策もしてくれます。

中山法律事務所には、離婚問題に精通した弁護士が在籍しています。
調停や離婚訴訟に関するご相談は、お気軽にお問い合わせください。
あなたの離婚問題を解決するために、全力でサポートいたします。

お問い合わせContact

電話

06-6364-6951
平日10:00~18:00・土日祝休み

お問い合わせ
新規受付・メールフォーム
06-6364-6951
(平日10:00~18:00 土日祝休み)
お問い合わせ
新規受付・メールフォーム